自動車保険の格付け
自動車保険の格付けとは、世界的な格付け会社が評価した保険会社の保険財務力の格付けのことをいいます。自動車保険の格付けは、各保険会社の財務状況、ソルベンシーマージン等を総合的に評価して決められています。格付け会社は企業や国の財務状況、信用度を調査し、格付けを定期的に発表しています。アメリカのムーディーズやスタンダードプアーズはあまりにも有名な格付け会社で、世界中の企業のを財務力を格付けしています。日本では格付投資情報センター(R&I)、日本格付研究所(JCR)などの格付け会社があり、アジアでは意外に大きななシェアを持っています。ところが保険財務力でみる自動車保険の格付けと、自動車保険の人気ランキングや口コミ、評判のあいだには差があります。これが保険の面白いところです。自動車保険の格付けはあくまでも格付け会社の意見で、これで最高格付けを得たからといって、サービスの良さや保険金の支払いが保証されているわけではないのです。事実、実際の人気度、利用者の満足度でみると、むしろ格付けされていない保険会社が上位にいたりします。
自動車保険の格付けと人気ランキング
自動車保険の格付けと自動車保険の人気ランキングが、必ずしも一致するとは限りません。たとえばあるサイトによれば、格付け順位では、三井ダイレクト損保、アメリカンホームダイレクト、東京海上日動となります。これが人気ランキングになると、ソニー損保,アメリカンホームダイレクト、そんぽ24、ということになります。また格安自動車保険でみると、三井ダイレクト損保、チューリッヒ、東京海上日動の順になります。利用者の満足度でみるとソニー損保、アメリカンホームダイレクト、チューリッヒ、となります。こうしてみると自動車保険の格付けトップの保険会社が必ずしも利用者に満足を与えているとは限らないのです。口コミによる人気ランキングは 1位ソニー損保、2位三井ダイレクト損保、3位アクサダイレクトとなっています。結局私たちが自動車保険を選ぶとき、いざというときどの位迅速かつ頼もしく対応してくれるか、ということで評価しています。自動車保険の格付けなどは、正直なところあまり気にしないというのが現実ではないでしょうか。
自動車保険の格付け比較
自動車保険の格付けは、格付会社によってどのように分類されているのか見てみましょう。スタンダード&プアーズ08年5月の自動車保険の格付けは、AA群にはアメリカンホームダイレクト、チューリッヒ、三井住友海上などがはいっています。A群にはニッセイ損保、日本興亜損保、あいおい損保がなどがいます。実際のユーザの人気度が高いソニー損保、三井ダイレクト損保などは、NRつまり格付けがありません。ムーディーズ07年1月ではAa2群に東京海上日動、三井住友海上、高人気のソニー損保、三井ダイレクトはNRです。日本の格付会社R&Iでは東京海上日動がAA+、三井住友海上がAAとなっています。同じく日本の格付け会社JCRによればAAAに東京海上日動と三井住友海上が入っています。自動車保険の格付けを四つの格付け会社で見てみると、どの会社でもトップにいるのは東京海上日動、三井住友海上です。実際にユーザの人気が高いソニー損保や三井ダイレクト損保は、保険会社のほうで情報を提供していないのか、格付け会社で積極的に情報収集しようとしないのか、どの格付け会社もNRとなっています。
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